2021年9月29日に“降幡 愛”が1stシングル『ハネムーン』をリリース!タイトル曲は、明るく軽快な80'sサウンドに、タイトルとは相反する一癖ある歌詞が印象的な世界観が表現された楽曲。さらに、10月より開催されるライブツアーのために制作された「真夜中のフライト~約束の時刻~」、6月に配信されたウエディングソング「シークレット・シュガー」、各Instrumental、全6曲が収録されております。全曲を降幡 愛が作詞!
さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“降幡 愛”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、今作のタイトル曲「ハネムーン」のお話です。フレーズひとつひとつに込めた、自身の音楽活動にも通ずる想いとは。デビュー2年目に突入する彼女の意思を、歌詞とエッセイから受け取ってください。
~歌詞エッセイ:「ハネムーン」~
「ハネムーン」
この曲は、物語。フィクションドラマという軸と私自身の心情が混ざった楽曲になっています。男女の色恋をポップにそしてキャッチーに描きつつも、私が今感じている"想い"を散りばめています。
いろんなアーティストがいる中で『私、降幡 愛に浮気してみない?』が大きなテーマでした。降幡 愛という人間をもっと知ってもらいたいと思い、今回の1stシングルのリード曲は詩を書き始めました。
浮気なハネムーン
ここいらで作戦立てよう
浮気なハネムーン
特別なテクニックお見舞い
浮気なハネムーン
そっと君の本音を聴かせて
細かく話してしまうと
“ここいらで作戦立てよう”
なんかは、自分の音楽活動のこれからを
フレーズで入れています。
デビューして1年。
1年経ってわかったことはたくさんあって。。。
好きなことをやって、好きな人たちと音楽を作って、好きな人たちに聴いてもらえて。。。ただ、この2年目に突入するタイミングで音楽活動はもっと切り口を考えないと!と悩んだ時期もありました。その気持ちを書いた所だったりします。これから先のアーティスト活動、どうにかしていかなきゃ!と焦りがあったんでしょうね。
さらに
“特別なテクニックお見舞い”
とかは、これから先の期待値やハードルを上げていこうという自分へのある種、プレッシャーを加えました。音楽活動では、尖ったことをやっていると言われることが多いです。尖っているとは何か。個性的とか、好きなことを突き詰めてるとか…。
良い意味でも悪い意味でも、いろんな捉え方があります。正直、自分じゃ自分のことはよくわかりません。
正しいこととか、間違ってると思うことなんて人それぞれ考え方はあるものの…。やっぱり、周りの目は気になってしまうものです。そこから、君の本音を聴かせてと問いかけをしています。
ただ、大サビは
そんな紆余曲折、いろいろ悩んだ中で
浮気なハネムーン
神様どうかお願い
浮気なハネムーン
私を自由にして
と、考えすぎてしまった末
結局は自由に好きなことしたい!と
訴えています。
私は結局、ブレずにやっていきたい。
悩んだけど、私が悩んでしまったら前に進まない。
そのことを気づかせてくれた期間でした。
八方美人は時として自分を苦しめます。
私はそうはなりたくないです。
だからモテないと思うのですが笑
ただ、歌に出てくる女性は
バリバリ遊び人の八方美人です。
あえて、自分とは真逆の女性像で物語を描いて
別ラインで自分の想いを乗せた構成にしました。
デビューから1周年だからこそ、自分を見つめることができました。そして、そんなタイミングでもっと自分を知ってもらえる機会、1stシングルをリリースすることができて幸せものだなと感じました。
こんな私ですが、きっと後悔させません。
1回でいいから私に浮気してみてください。
<降幡 愛>
◆紹介曲「ハネムーン」
作詞:降幡愛
作曲:本間昭光
◆1stシングル『ハネムーン』
2021年9月29日発売
<収録曲>
01:ハネムーン
02:真夜中のフライト~約束の時刻~
03:シークレット・シュガー
04:ハネムーン(Instrumental)
05:真夜中のフライト~約束の時刻~(Instrumental)
06:シークレット・シュガー(Instrumental)