海洋学者の渚海音は、蓮田トラストが開発する巨大リゾートの建設を阻止しようとする。テレビ番組で海音が知り合った蓮田倫太郎はリゾート開発の陣頭指揮を取っていた。

蓮田トラストは一流ホテルのCEOディヴィッドをリゾートに誘致しようと説得する。倫太郎は事故で救ってくれた海音にお礼をしようとする。

ホテル誘致が決まってしまうも予定地の一部を持つ地主の雪乃は土地を売ろうとしない。倫太郎に翻意してもらうと説得する海音だが、光太郎は倫太郎を叱責する。

倫太郎は父・太郎の判断でリゾートプロジェクトを降ろされる。代わりに指揮を執る光太郎。一方、倫太郎と海音はお互いの正体に不審を抱いていた。

海音に人間ではないと告げられた倫太郎。倫太郎は蓮田トラストと海音のいる鴨居研究室の合同イベントの責任者となる。

鴨居は警察に捕まってしまった。榮太郎は密かにとある株の取引を進める。地上の世界に未練をいだき始める海音。

海音は魚たちの言葉が理解できなくなってしまった。他方、蓮田トラストは香港の会社に会社を買い占められようとしていた。鴨居研究室も存亡の危機に立たされる。

海音を病院に連れて行く倫太郎。倫太郎は海音から身を引くことを鴨居に告げ姿を消した。榮太郎は蓮田トラストの取締役になり、リゾート開発を白紙にすると発表。

海音を庇って負傷する倫太郎。ウツボから満月のときに海に帰れると聞いた海音。別れを知り送別会を開こうとする倫太郎。